【営業用店半纏】株式会社musuby
お客様の製作背景
「結ぶ、繋ぐ、そばで広める」をキーワードに、アジアなどを中心とした海外で、日本企業を紹介し、海外での顧客獲得をサポートを行っている株式会社musuby様。日本の伝統工芸の1つ「染めもの」を海外に紹介していきたいというお話を頂き、弊社で営業用半纏とロゴマークを作成させて頂きました。
お客様の御要望
・使用場面は海外での普段使いとイベントやその打ち合わせなど
・半纏のベースの色は黒or濃いめの紺で1色で製作したい
・日本の伝統的な柄、模様などをモチーフにロゴを作成していただき、それを表の襟の辺りに入れたい
・腕をまくったときに見えるデザインに面白みがほしい
・後ろの大きなマークに「結」という文字を入れたい
デザインのこだわり
株式会社musubyのキーワードは「結ぶ、繋ぐ、近くで(そばで)、広める」。
それに合うような柄や模様を作ってほしいとのお話を頂き、半纏のデザインとロゴのデザインをご提案しました。
大紋とロゴマークには「縁と縁を結ぶ」という意味を込めて、榺(ちきり)という家紋からデザインを作りました。
また、日本を海外にPRする意味合いから、日本の花である「梅」をデザインに採用しました。
梅には、松竹梅と表現されるように「めでたい」や「上品」という意味合いがあります。
どんな場面でも喜ばれる「上品」な梅のデザインです。
腰柄にも「縁を繋ぐ」という意味を込めて、輪繋ぎ柄でデザインしております。
腕をまくったときに見えるところのワンポイントとして
袖口裏に青海波(せいがいは)の模様を入れさせて頂きました。
生地のこだわり
生地が丈夫で、シャープな印象を与えてくれる『20シャンタン』をお勧め致しました。
色のこだわり
昔から染め屋の色として知られる「紺色」を提案させて頂きました。
紺はジャパンブルーで知られる藍染めの色の中で、一番濃い色と言われ、日本の伝統色の1つです。
仕立てのこだわり
背縫いの柄合わせ、腰印の柄合わせをピッタリと合わせています。
腰印の白い円が脇縫いのところでも同じ幅になるように仕立てています。
半纏・法被オーダーメイド詳細
◼︎デザイン:京屋染物店でデザイン製作
◼︎染め:本染め1色[紺色]
◼︎生地:20シャンタン(綿100%)
◼︎仕立て:ミシン本仕立て
◼︎肩当て:籠目(かごめ)
◼︎袖口生地:籠目(かごめ