【太鼓半纏】株式会社テッドカンパニー様
お客様の製作背景
株式会社テッドカンパニー所属の太鼓奏者 林幹さん。自ら太鼓教室を開催しており、その生徒さん方が着用する半纏の製作をご依頼頂きました。
林幹さん自身も岩手の郷土芸能団体との交流があったり、一関で毎年太鼓を演奏するなどしており、弊社とのご縁もあり、今回ご注文に至りました。
お客様の御要望
・映える半纏を作りたい。
・他ではなかなか見ない半纏にしたい。
・様々な生徒さんたちがかっこよく着れる様にサイズ展開を吟味したい。
デザインのこだわり
蓮の花びらをモチーフに燃え盛る炎をイメージしたデザインを製作しました。
他の半纏ではなかなか見ないようなアシンメトリーに蓮の花びらを描いています。
衿には名入れをするのが一般的な半纏ですが、今回は衿に籠目(カゴメ)模様の柄のみを使用し、他にはない半纏のデザインに仕上げました。
生地のこだわり
しっかりとかっこ良く着こなすために中厚の生地で、生地の織りに高級感のある綿紬(スラブ生地)を使用しました。
色のこだわり
紺色のご指定がありましたので、複数ある紺色の中でも一番お好みの紺をご提案させて頂きました。
染めのこだわり
ご提案させて頂いた紺色を染めでしっかりと色を出せるように、染料の試作調合を何度も行っています。
仕立てのこだわり
全体の縫いは紺色の糸を使っていますが、背縫いの部分のみ白の糸を使い、縫い目が見えたとしても目立たないように細部まで丁寧に仕上げています。
総柄の半纏なので、腰柄や大紋の柄合わせ部分にズレが出ないように丁寧に縫製しています。
半纏・法被オーダーメイド詳細
◼︎デザイン:京屋染物店でデザイン製作
◼︎染め:本染め1色[紺色]
◼︎生地:スラブ(綿100%)
◼︎仕立て:ミシン本仕立て
◼︎肩当て:籠目(かごめ)模様
◼︎袖口生地:籠目(かごめ)模様