【イベント・接客用半纏】八戸酒造様
お客様の製作背景
八戸酒造様は青森県八戸市で日本酒の製造・販売をしています。
また蔵では酒蔵見学を行っているほか、全国各地で開催される日本酒のイベントにも積極的に参加しています。
みなさまに喜ばれる酒造りはもちろんのこと、社員1人ひとりが誇りを持って、
自社の歴史やこだわりを紹介すべく業務に取り組んでおられます。
この度、八戸酒造社内ユニフォームを京屋染物店にデザインからパターン製作、染め、仕立てまでフルオーダーで製作依頼をいただきました。
社長様分として、歴史ある酒造のイメージに相応しいシッカリとした半纏を製作したいとご依頼頂きました。
お客様の御要望
元文5年から続く、歴史ある酒造のイメージにも沿うことができる、伝統的なシッカリとした本染めの半纏をご希望でした。
デザインのこだわり
【半纏デザイン サンプル1】
大紋に八戸酒造様の屋号紋である『山二星』を入れ、腰印に角字で『男山』、衿は日向の江戸文字で『八戸酒造』とデザインしました。
【半纏デザイン サンプル2】
大紋に『男山』を入れ、腰印には角字で『酒造』、身柱(ちりけ)には八戸酒造様の屋号紋である『山二星』、衿は日向の江戸文字で『八戸酒造』とデザインしました。
【半纏デザイン サンプル3】
大紋には昔の男山の酒ビンのラベルデザインの一部を入れ、その上に八戸酒造様の屋号紋である『山二星』を入れたデザインをご提案。
腰印に角字で『男山』、衿は日向の江戸文字で『八戸酒造』とデザインしました。
【半纏デザイン サンプル4】
大紋には昔の男山の酒ビンのラベルデザインの一部を入れ、その上に『男山』を入れたデザインをご提案。
身柱(ちりけ)には八戸酒造様の屋号紋である『山二星』、腰印に角字で『酒造』、衿は日向の江戸文字で『八戸酒造』とデザインしました。
【半纏デザイン サンプル5】
大紋に『八仙』を入れ、腰印には角字で『酒造』、身柱(ちりけ)には八戸酒造様の屋号紋である『山二星』、衿は日向の江戸文字で『八戸酒造』とデザインしました。
【半纏デザイン サンプル6】
大紋には昔の男山の酒ビンのラベルデザインの一部を入れ、その上に『男山』を入れたデザインをご提案。
身柱(ちりけ)には八戸酒造様の屋号紋である『山二星』、衿は日向の江戸文字で『八戸酒造』とデザインしました。
八戸酒造様のレンガ造りの酒蔵をイメージして、半纏の総柄にレンガ柄を配したデザインをご提案。
【半纏デザイン サンプル7】
大紋に『男山』を入れ、腰印には角字で『酒造』、身柱(ちりけ)には社長様の家紋である『丸に桔梗』を入れました。
両衿に『山二星』を配し、右衿には八戸酒造様の屋号である『近江屋』、左衿には『八戸酒造』を入れたデザインをご提案。
衿文字の『近江屋』の書体は八戸酒造様が古くから使われている書体で作成。
衿文字の『八戸酒造』の書体は『近江屋』の書体に合わせ、京屋染物店で作成しました。
【半纏デザイン サンプル8】
大紋に『八仙』を入れ、腰印には角字で『酒造』、身柱(ちりけ)には社長様の家紋である『丸に桔梗』を入れました。
両衿に『山二星』を配し、右衿には八戸酒造様の屋号である『近江屋』、左衿には『八戸酒造』を入れたデザインをご提案。
【決定デザイン】
当初は一つのデザインでの製作をご希望でしたが、デザインを気に入っていただき2種類のデザインでの製作になりました。
【男山大紋 半纏デザイン】
大紋に『八仙』を入れ、腰印には角字で『酒造』、身柱(ちりけ)には社長様の家紋である『丸に桔梗』を入れました。
両衿に『山二星』を配し、右衿には八戸酒造様の屋号である『近江屋』、左衿には『八戸酒造』を入れたデザインで御決定。
【八仙大紋 半纏デザイン】
大紋に『八仙』を入れ、腰印には角字で『酒造』、身柱(ちりけ)には社長様の家紋である『丸に桔梗』を入れました。
両衿に『山二星』を配し、右衿には八戸酒造様の屋号である『近江屋』、左衿には『八戸酒造』を入れたデザインで御決定。
デザインの段階で、前部分の腰印の『酒』の文字が衿付けのところに収まるようにデザイン致しました。
生地のこだわり
青森県八戸市という北東北の気候、そして酒蔵という場所は、冬場の寒さがとても厳しい環境でもあります。
店半纏として、長くご使用いただけるような堅牢度のある生地、そして、比較的厚みのある生地として、
幾つかサンプルをお出しした中から、中厚生地の『舞布』をお選びいただきました。
色のこだわり
深みと重みのある色合いをご希望でした。
紺色から黒系のお色をご希望とのことでしたので、
弊社の色サンプルの中から、ご案内の上、『鉄紺色』をお選びいただきました。
染めのこだわり
中厚生地の『舞布』への染めですが、色の深みを出し、長く着た時に味わい深い半纏になるようにシッカリと生地の奥まで手染めで染めました。
仕立てのこだわり
背縫いの柄合わせ、腰印の柄合わせをピッタリと合わせています。
腰印の白い線の太さが脇縫いのところでも同じ幅になるように仕立てています。
前側の腰印の『酒』の文字が衿で切れないようにデザインしていただいてので、縫製で『酒』の文字が綺麗に出るように丁寧に仕立てました。
半纏・法被オーダーメイド詳細
◼︎デザイン:京屋染物店でデザイン製作
◼︎染め:本染め1色[鉄紺色]
◼︎生地:舞布(綿100%)
◼︎仕立て:ミシン本仕立て
◼︎肩当て:籠目(かごめ)
◼︎袖口生地:籠目(かごめ)
お客様からの声・ご感想
