【オリジナル手ぬぐい】縦糸横糸合同会社
手ぬぐいのこと
魅力的な東北を継承・創造するため、“東北” に伝わる「地域文化」を企画・デザインしている会社『縦糸横糸合同会社』と共同製作したオリジナル手ぬぐいです。
災害やコロナ禍の自粛制限による各地の祭りや催事の延期・中止、郷土芸能活動の披露の機会・コミュニケーションの場の減少、収入減によって活動の維持が困難になるなど、現状が長期化すれば、活動休止や中断の判断に至る郷土芸能団体が増える可能性があります。
そこで、活動を応援する仕組みとして、郷土芸能に関連する商品購入を通じて興味関心を向上すること、売上金を活動資金に充ててもらうこと、イベントを企画し出演機会を創出することを目的に、「チケット付き手拭 -TENUGUI-」を共同製作しました。
売り上げの一部は、地域課題や災害によって活動が衰退している地域文化団体へ奉納させていただくほか、披露の機会を創出する企画に使わせていただきます.
※2021年秋頃に「シシオドリ応援イベント(仮称)」の開催を予定しています。本商品(手拭)が入場チケットになります。
広大な岩手県域には、多種多様な「鹿踊-ししおどり-」が伝承されています。
地域ごとにオリジナルの踊りや歌があり、見た目もそれぞれ異なります。
そこに込められた意味や色・形・文様に注目し、衣装の一部をリ・デザインしたのが本商品。新たな視点を通して、郷土芸能「鹿踊」の新発見と興味関心につながることを願っています。
“縫い目”に込められた意味
神仏の力で 地の悪魔・疫病を祓い、清浄にし、生きる糧の豊穣を祈り願う「鹿踊」。
その独特な衣装のうち、上半身を覆う「前幕」は、上下二枚を縫い目(ステッチ)で結び合わせて一枚の幕に仕 立て、文様を染め抜いています。縫い合わせた上が陽、下が陰を表すというそのかたちは、天と地、シシと人、人と人など、縫い目が結びつけて、生み出すものの姿を表しているかのようです。
本商品は、その鹿踊の伝承が込められる縫い目 (ステッチ)と、幕の柄であり不浄を吹き清める意味の扇を繋いだデザインとしました。
日本の伝統柄で、同じかたちを繋ぐ柄は、永続的な幸福への願いが込められます。
何気ないかたちに込められる、鹿踊の深い伝承のかけらを感じていただければ幸いです。
手拭いの詳細
◼︎販売先:縦糸横糸合同会社 WEBサイト
◼︎染め:本染め2色[京屋紺、唐紅]
◼︎生地:特岡(綿100%)
◼︎テザイン:データ入稿
株式会社 京屋染物店
〒021-0884 岩手県一関市大手町7-28
電話 0191-23-5161 FAX 0191-23-3660
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