吉田周太郎様(大工職人)
お客様の製作背景
大工職人の吉田様は、地元一関を盛り上げるために地域のイベントにも積極的に参加されております。
そのイベントの1つに浴衣を着てまち歩きを行うものがありました。
普段は夏祭りなどでも浴衣を着てはいないのですが、この地域イベントに参加されるために浴衣を探しておりました。
大工という職業柄、手仕事に関心があり、弊社の染めに興味を持って頂き、浴衣の製作を依頼されました。
お客様の御要望
せっかく浴衣をオーダーメイドで製作するのだから、長く着れるもので、他にはない一点ものを作りたいとご要望を頂きました。
デザインのこだわり
完全オーダーメイドの1点ものでしたので、「吉田様が着る」ための浴衣を意識してデザインを行っています。
大工職人の仕事から発想したデザインを提案させて頂きました。
浴衣の柄には、昔から使われる大工道具の「かんな、指矩(さしがね)、かなづち」などをシルエットにして、散りばめました。
遠くから見ると普通の柄物に見えますが、近くで見ると「大工道具だ!」と分かるような遊び心あるデザインに仕上げました。
また、アクセントに名前の「周」の字を角字で入れております。
色は緑がお好きだということで、緑色をメインに使いました。
年齢がお若い方でしたが、明るい色は使わずに
和風で落ち着いた色で、シックに仕上げました。
生地のこだわり
白樺紬(セオアルファ)
夏場の暑い時期に着られるとのことでしたので、薄手で通気性に優れ、肌触りの良い細かいポリエステル生地をご提案させて頂きました。
色のこだわり
色は緑がお好きだということで、緑色をメインに使いました。
年齢がお若い方でしたが、明るい色は使わずに
和風で落ち着いた色で、シックに仕上げました。
仕立てのこだわり
ポリエステル生地のため、縫い縮みしやすいため、上糸と下糸の引っ張り合う強さを調節しつつ、見栄え良く丁寧に仕上げております。
浴衣詳細データ
◼︎デザイン:京屋染物店でデザイン製作
◼︎染め:昇華転写
◼︎生地: 白樺紬(セオアルファ)
◼︎仕立て:ミシン本仕立て

安心・安全な商品を作っています。
京屋染物店の工場は、染色プロセスにおいて、世界的な繊維製品の安全証明「エコテックス®スタンダード100」のベビー用品にも使用できる最も厳しい「製品クラスⅠ」の認証を取得しています。