応援したくなる人
2019年11月3日
京屋染物店が大切にしているコト。
それは「和の追求」です。
調和、縁を大切にする和の文化や思想を基にした、高品質な製品、製造技術技術、サービスの提供を通じて、顧客の人生の質の向上に貢献し、全社員の物心両面の幸福の追求と社会の平和と繁栄に寄与することが目的とします。
お客様に「京屋染物店に頼んで良かった!」と100%言い切ってもらえる商品とサービス、体験をお届けします。
京屋の今年のテーマは「成長」です。
メンバーひとり一人の技術向上、専門知識習得はもちろんのこと、人間的成長(考え方、在り方)も支援する年です。
応援したくなる人って、どんな人?
突然ですが、質問です。
「この人のことを応援したい!支援したい!」とあなたが心から思える人は、どんな人ですか?
色々な答えがあると思います。
私の友人Aさんは次のように答えてくれました。
「毎日、自分の立てた目標に向かって努力している人。素直な人。挨拶がきちんとできる人。約束を守る人。自己中心的な考えではなく、思いやりのある人。あらゆることに感謝している人。愛嬌のある人。自分も家族も仲間も大切にしている人。悪口、陰口を言わない人。プラス思考の人。人のせいにせず、責任を果たせる人。言い訳をしない人。時間を大切にしている人。などなど。この他にもたくさんの要素をあげてくれました。
一方で、私の知人のBさんは次のように答えてくれました。
「毎日辛い思いをしている人。将来に不安を抱いている人。世の中を悲観的な目で見ている人。マイナス思考に陥りやすい人。自分に自信が持ていない人。寂しそうにしている人。心にゆとりのない人。生き甲斐を見つけられていない人。などなど。この他にもたくさんの要素をあげてくれました。
Aさんが応援したいタイプの人とBさんが応援したいタイプの人では、全くタイプが異なります。
確かに、どちらのタイプも「頑張って!」と応援、支援したくなる人なのだと思います。
応援の対価として、勇気や希望、感動やワクワクをもらえる人はどちらか
Aさんが応援したくなる人は「目的、目標が明確で、達成のために日々前向きに努力し、周りへの感謝の気持ちを持ち続けている人」
Bさんが応援したくなる人は「なんとか支えてあげないと、潰れてしまうのではないかと心配な人」
どちらも、励ましたいし、支援、応援したいと思うのはわかります。
ここで、さらに質問をしました。
あなたは、その人のような「応援される人」になりたいですか?
Aさんは即答で「はい!」と答えました。
Bさんは、しばらく沈黙が続いた後、「いいえ。救済と応援は違いますね。。。」と答えました。
確かにその通りだなぁと私は感じました。
救済と応援をそれぞれ、辞書で調べると、、、
救済とは、(災害や不幸で苦しんでいる人を)救い助けること。
応援とは、力を添えて助けること。加勢。拍手をし声をかけて、味方やひいきの選手をはげますこと。
応援される人は、主体的に物事に取り組んでいる人で、周りの人に勇気や希望を与えられる人なのだと思います。
自分はみんなから応援してもらえる人になれているか
組織が目指す大きな目的、目標のために、メンバーそれぞれが、主体的、能動的に連携しながら課題を達成しようとする魅力的なチームでさえ、様々な困難やトラブル、葛藤が日々起こります。
私たちが、そのようなチーム、会社、メンバーの姿に感動したりワクワクしたりするのは、日々の努力を知っているから(知ったから)だと思います。今に至るまでの想いや努力、逆境の中、挫けずに進んでいた姿、バラバラだったメンバーが、危機を眼の前にしてチームワークを発揮し、素晴らしい成果を手にするまでの成長過程があるからこそ、応援してもらえるのだと思います。
お客様から応援される人になる前に、仲間から応援される人になろう。
心から応援し合える仲間でありたい。
だからこそ、自分に問う。「私は応援してもらえる人になれているか?」