藍染め体験と工場見学
2017年3月18日
一つ一つ丁寧に。手作りだからこそできる細やかさがあります。
半纏(法被)、浴衣、手拭、鯉口シャツ、股引などの祭衣装、和服のオーダーメイド、
伝統芸能の衣装オリジナル製作、修理を通じ、日本の祭りを支える染物屋でありたい…
京屋染物店の蜂谷悠介です。
京屋染物店では、いつでも工場見学ができます。
そして、工場のスケジュールに合わせて事前にご予約頂ければ、染物の体験もできます。
この日は、いちのせきニューツーリズム協議会さんのご紹介で、福島県の白河市大信地域交流促進協議会の皆様が来関。
京屋染物店で手拭の藍染めを体験して頂きました。
染物の魅力と職人の技術の高さを実感
京屋染物店では、お客様のこだわりやご要望を実現するため、デザイナー、染め職人、縫製職人が日々腕を磨いています。
半纏のオーダーメイド、浴衣のオーダーメイド、手拭のオーダーメイド、暖簾のオーダーメイドなど、京屋染物店では様々な商品のオリジナル製作を承っています。
染物体験教室では、職人が日々行っている製作行程の一部だけですが、楽しんで取り組んで頂ける内容になっています。
今回、皆様には絞り染めを体験して頂きました。手拭を糸で絞ったり、板締めしたりすることで、柄を染める方法です。
はじめて取り組まれる方々は、染めた後にどんな仕上がりになるのか想像しづらいので、不安そうな表情で作業を進めていますが、
染め上がった手拭を見た瞬間から一気に表情が明るくなり、それぞれの柄について会話が弾みます。
そして、皆さんが口々に言われるのは、
「染物って、自分たちの勝手気ままに染める分には面白いけど、お客様が望んだ通りに染めるのは、相当な技術がいるよね」
とても良い経験ができたと言われると、私たちもとても感動します。
京屋染物店の職人は、お客様のご希望を叶えたい一心でモノづくりに向き合います。
だからこそ、より高い技術を習得したいと望み職人達は努力を重ねています。
そして、その先にお客様の笑顔と感動があることが職人達のモチベーションになっているのです。
日本の祭りを支える世界一の染物屋になりたい。
夢に向かう私たちの原動力は、お客様の笑顔と感動のメッセージです。