【京屋のあゆみ file04】初代松寿の創業
2019年10月23日
平成31年1月をもって、創業100年を迎えた京屋染物店。
初代の京都修行から始まり、皆様との出会いまでの100年の道のりをご紹介します。
のちに三代目となる徹は、紙人形師を目指していたこともあり、手先がとても器用で、ものづくりへのこだわりが強かったそうです。
染色工場に捺染台を取り入れ、現在の染めの主軸となっている手捺染を始めました。
1991年(平成3年)三代目に就任した徹は、一関の神輿連合会の発足に貢献し、神輿団体を立ち上げる若者たちの支援を積極的に行いました。
人望が厚く、店には徹に相談にくる人が絶えませんでした。
東日本大震災の前年、2010年(平成22年)に逝去。
地元や祭り、仕事を愛した徹。
そして、たくさんの人に愛された徹。
葬儀の時には、お寺の中に入りきらないほど、たくさんの参列者が集まりました。
【京屋のあゆみ file05】へ続く…