〜みちくさ便り〜 育てるハンカチ? ゲコッ
2019年12月11日
厚手の靴下OK!上下あったかい格好OK!首元ネックウォーマーOK!GO染色工場!・・さぶっ
夏はムンムン、冬キンキンな染色工場からしょくにんのみちくさシリーズの新作が完成したのでご紹介します。
その名も”育てるハンカチ”
【しょくにんのみちくさ】
しょくにんのみちくさとは、職人がみちくさをするかのように業務とは別に、好きなようにそして自由に染め物の商品を製作するというコンセプトで職人が自ら立ち上げたブランドです。業務ではできないような自己満足に手の込んだ染め物や面白おかしい染め物の商品を不定期に製作し、不定期にリリースしています。業務外で職人がデザインから完成形までをイメージし製作しているので生産数が少なく、再販はありません。中には一点ものの商品もありちょっぴりレア?なブランド商品となっております。
まずは完成したハンカチをご覧下さい。
可愛いヒキガエルのハンカチ(私は可愛いと思ってます。)
グレイッシュで和風なグリーンを背景にカエルが堂々と佇んでいます(うん、やっぱり可愛い。)
育てるハンカチとはどういう事かというと、カエルの薄い茶色の部分は”柿渋”という天然素材の染料で染めています。
柿渋とは渋柿を搾汁し、発酵熟成させたものです。生活の道具には防水、防虫、防腐の目的で、衣料品には染色の目的で、他には塗料や民間薬としても日本古来から親しまれてきました。
柿渋で染色した生地は日光に当てると色が濃くなるという特徴や、使い込むことで風合いが増し経年変化を楽しめます。
いつも肌身離さず大事に使ってあげることで様々な表情をした自分だけのカエルを育てられる、そんな愛らしいハンカチとなっております。
可愛いカエルハンカチが舌を長くして京屋染物店、店舗でお待ちしております。
『柿渋ヒキガエル』 ¥2,800(税抜)
※職人Tもたまらず愛用!