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一関の地域活性化の拠点「一BA(イチバ)」がオープンしました!

2017年7月9日

一関の地域活性化拠点「一BA(イチバ)」オープン

2017年7月1日

岩手県の一関駅前に、地域活性化の拠点「一BA」がオープンしました!

 

一BA、地域活性化、一関

一BA、一関、地域活性化、暖簾、オリジナル

「一BA」は、閉店していた駅前の薬局を改装した2階建ての建物で、

1階には、若者や個人事業主ら異業種交流の場となるシェアオフィスと、

観光情報の発信や物産品の販売スペースを併設。

2階は、外国人観光客や旅行客が民泊することができる居住スペースとなっています。

地域の人材や観光客が集まる「場」、物産販売を行う「市場」としての機能を担うことを期待されています。

 

一BA、一関、地域活性化

一関、地域活性化

一BAの壁塗りワークショップの様子

一関、地域活性化、オリジナル

一BAの机作りワークショップ様子

 

この「一BA」の設立、運営を担うのが次の5社で結成された

一関平泉イン・アウトバウンド推進協議会です。

一関、地域活性化、一BA、オープン

<代表理事>
株式会社イーハトーブ東北 代表取締役 松本 数馬
<理事>
株式会社松栄堂 代表取締役社長 小野寺 宏眞
株式会社京屋染物店 専務取締役 蜂谷 淳平
世嬉の一酒造株式会社 代表取締役社長 佐藤 航
株式会社マガジンハウス 「コロカル」事業部 部長/編集長 及川 卓也
<監事>
株式会社京屋染物店 代表取締役社長 蜂谷 悠介

 

一関に関わる5つの会社や事業部の代表(一関出身者)が

まちを盛り上げるために集まり、結成された組織です。

インバウンド誘客を始め、シェアオフィスでの異業種交流も行い、

地域内と地域外の交流を増やすことで、

地域の人口減少から来る衰退を食い止めることが組織の狙いです。

 

なぜ京屋染物店が「一BA」に携わるのか?

 

バブル時代から東日本大震災までは「競争」の時代でした。

商品を大量生産し、大量に売った企業が生き残っていく。

そんな中、伝統工芸の染屋は大量生産ができず、疲弊し、衰退していきます。

 

しかし、東日本大震災を経て時代は「競争」から「共創」に変化しています。

あの大災害を経験し、1人だけ生き残れば良いと思うような考えから、

みんなで助け合う「共創」の時代に変化しています。

同時に「地方創生」が叫ばれるようになり、

地域活性化に注目が集まっています。

 

その地域活性化を象徴するのが「お祭り」です。

 

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一BAオープニングセレモニーでの鶏舞の披露

 

京屋染物店は、東日本大震災で被災した沿岸部のお祭りを残したいという方の声にこたえて、

津波でボロボロになった、あるいは無くなった半纏(はんてん)、浴衣、のぼり旗などを

改めて復元することを通して、支援して来ました。

 

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半纏、法被、オリジナル、祭り、復元

 

被災地域では、祭りの復活を通して、地域コミュニティが復活し、

まちの人々の心境に変化が起こりました。

 

祭りと地域は切っても切り離せない関係です。

地域に人がいなければ祭りは成り立ちません。

 

祭り支える染物屋

 

私たち京屋染物店は「祭りを支える」ことを目的とした会社です。

 

つまり、地域を支えることが祭りを支えることに繋がり、京屋染物店の目的が達成できるのです。

 

そのため、地元である一関地域を盛り上げるため、

京屋染物店は「一BA」の活動にも携わっていきたいと思います。

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一BAの暖簾を作らせて頂きました

 

「一BA」に携わることで、染物屋としても新たな気づきが産まれていきます。

 

「一BA」からの外国人の観光客が染物体験に来ることで、「染物」という伝統文化を世界に発信することができました。

交流

 

縮小しつつある染業界に一石を投じるため

伝統工芸の見えない部分を発信していけるきっかけになるのが「一BA」です。

 

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暖簾、オリジナル、布天井、製作

一BAの布天井製作

 

「一BA」によって、地域に新しい人の交流が生まれ、地域が盛り上がり、祭りが続いていく。

 

この流れを作り出すために、京屋染物店は「一BA」に携わっていきます。

 

一BA、体験、ワークショップ

 

 

一関にお越しの際は、ぜひ駅前で「一BA」を覗いてみてください!

何か新しい繋がりが生まれるかもしれません!

線

 

染物 京屋 一関

文:櫻井 陽

一関地域を盛り上げる活動をしています。
京屋染物店に潜入取材し、『京屋染物店のありのまま』を皆さんにお伝えしていきます。

縁日(エンニチ)ネットショップ LOCAL WEAR IWATE