一関神輿連合會30周年記念式典
2015年11月24日
11月23日に一関神輿連合会30周年記念式典がありました。
私が子供の頃に、夜な夜な酔っぱらった大人達がたくさん家に来て、楽しそうに話し合っているのを鮮明に記憶しています。
愉快な大人達はまた、我々の最高の遊び相手になってくれました。
それが一関夏祭りの発足当時であったのでしょう。
祭り好きの大人たちから、大人になることは楽しいことなんだと教わったのだと思います。
20代、30代の彼らは、地域のため、家族のため、仲間のため、自分のために神輿會を立ち上げ、連合會を組織していきました。
その時新調した一関の全ての半纏を、先代がデザインし染め、30年経った今なお、当時の半纏は現役で活躍しています。
あれから30年経ち、今こうして我々が楽しく神輿を担げたり、こうして集まり楽しいお酒を酌み交わせるのは、先人達の愛であり、思い描いていた未来なのでしょう。
その意思を引き継ぎ、より楽しい形で次の世代に引き継ぐことが、今大人になった我々の使命であると思います。
京屋染物店としても、地域にあるこうした素晴らしい祭りのお手伝いが出来るように力を付けていきたいと強く思いました。
日本の祭りは愛に溢れています。