京屋染物店スタッフ紹介02
2022年8月25日
こんにちは、京屋染物店デザイン部の菅原です。
中途で入社し、そろそろ2年目になります。
□京屋染物店に入社したきっかけ
入社のきっかけは、求職中にたまたまハローワークで京屋の求人を見つけたことでした。
募集内容は「商品の検品・出荷スタッフ」。それまではデスクワーク中心の仕事をしており、検品とかしたことないなーと思いつつも、生まれ育った岩手が好きで、できれば県内で働きたいと思っている。ただそんな理由から応募しました。
当時はコロナ禍真っ只中で、多くの中小企業が大変な中よく採用してもらえたなと思っています。
□京屋染物店での仕事内容
入社から半年ほどは検品出荷の業務をしていましたが、その後、以前デザイン関係の仕事の経験があったことからデザイン部に移動となり、今は主に「お誂え品のデザイン」と「オンラインショップの更新」をしています。
お誂えのデザインは、お客様の希望を伺い、どんな場で必要なものなのか・誰が使うのか・どんな思いがあるものなのかを考え、想定しながらデザインを作り上げていきます。
時には資料を漁り、いろいろ調べながら柄を作り上げている時間が個人的にはとても楽しいです。
オンラインショップの更新は、商品ページに必要な文章作成・写真撮影を主にしています。
しかし全て私一人でやっているわけではなく、私が忙しくて撮影できないときは、他の社員が代わりに撮影をしてくれたり、時にはほぼ完成というくらいまでページを作ってくれていたりと、社内で協力しながらの業務です。
他には、外部の会社さんと月に一度ショップの現状の確認や検証をするMTGをしたり、何か企画を考えたりすることもあります。
京屋に入るまでWeb関係の業務はしたことがなかったのですが、困りごとがあったらみんなが助けてくれたり、一緒に考えてくれる風土があるので、はじめて担当する業務でもなんとかこなせています。
▼縁日オンラインショップ
▲商品撮影の様子。モデルもカメラマンも社員で行うことが多いです。
□京屋染物店での働きがい
決して和風なデザインばかりではなく、さまざまなテイストのデザインをする機会があります。
手描きで味のあるイラストが必要になれば描きますし、かっちりとした角文字を作ることもあります。時には他の会社さんからコラボの依頼がきたりもしますので、いろんな案件に携われるのが嬉しいです。
大変さを感じるとすれば、デザインに染め物ならではの“制約”があることでしょうか。
「ここの線は◯mm以上ないと染められない」「この染料は滲みやすいので、もっと広く余白を取らなければならない」など、染め物は機械プリントと比べると表現できる幅に限度があります。その制約の中で、お客様の希望するデザインとの最適解を見つけるために調整を繰り返していきます。
悩みながらも製品として完成した時や、お客様から届いたよ!使ってるよ!というメッセージや写真を送ってもらえた時には、その分嬉しさと達成感も倍増です。
□一緒に働く人へのメッセージ
京屋染物店は、一人一人が自分で成長していく会社です。
それは困っていても助けてくれないとか、全部一人でやらなければいけないということではなく、少しでも普段の業務で気になることがあれば自由に改善策を考えて、自分達の働きやすい環境に、自分達で近づけていくことができる、そんなイメージです。
実際、私が入社してから2年の間でさまざまな方法で業務改善が繰り返されています。
自分達のためでもありますが、最終的にはお客様のため。
お客様のもとへより良い形で製品をお届けできるように、みんなで一緒に考えて、楽しく仕事をしていければと思っています。
▲染色部で染めの手伝いをしている様子。他部署が忙しい時はヘルプにも入ります。
現在、来年度オープンする新店舗の運営スタッフと、製造管理縫製補助スタッフ、検品出荷スタッフを募集していますので、すこしでも京屋染物店が気になるという方は、ぜひエントリーしていただければ嬉しいです。
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