市松模様の意味
2018年2月23日
市松模様とは
市松模様は碁盤目状の格子の目を色違いに並べた模様で、いわゆるチェック柄と同様の模様です。元々は石畳のような柄だったため、「石畳」と呼ばれていました。江戸時代中期に、「佐野川市松」という歌舞伎役者が舞台でこの模様の袴(はかま)を着ていたところ、当時の女性の間で大流行しました。それ以来、「市松模様」と呼ばれるのが一般的になっています。
市松模様の意味
市松模様は、その柄が途切れることなく続いて行くことから、繁栄の意味が込められています。市松模様はその「繁栄」の意味から、子孫繁栄や事業拡大など縁起の良い模様として沢山の人に好まれています。
また同様の理由から、市松模様は2020年の東京オリンピックのエンブレムも採用されています。東京オリンピックのエンブレムに採用されている市松模様は、通常の同じ四角形が組み合わさった模様ではなく、3つの四角形が組み合わせてある市松模様担っています。そこには、多くの文化や国が関わり広がっていく事による「多様性」を表現したいという思いが込められているようです。
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