京屋染物店スタッフ紹介04

2022年9月7日

 

こんにちは。

京屋染物店で、染色と自社ブランドen・nichiのディレクションを担当している山田です。

 

捺染写真

<京屋染物店に入社したきっかけ>

私は学生時代に、テキスタイルデザインや生地の染色について学びました。デザインも好きでしたが、手を動かす作業が得意だったのと、技術を身につけて生きていく職人に憧れてもいたので、ものづくりの仕事がしたいと思い、卒業後は神奈川県の染色工場に就職します。

そこで5年ほど働いた頃、使ってくれる人の顔が見える染物がしたいと思うようになり、求人を漁っていたところで京屋染物店を知りました。

 

京屋で働きたいと思った理由は、

・人との関係性を大切にしていることが感じられたこと

・お客様に寄り添うものづくりへのこだわりが感じられたこと

・私の今までやったことのない技法の染めもやっていたこと

・経営について学ぶ機会があること

・自社ブランドを展開していたこと

・社員がイキイキしていたこと

 

当時、将来独立して仕事がしたいと思っていた私には、経営を学ぶ機会があるのはありがたかった。

染めるだけじゃなくて染物のデザインもやりたいという気持ちがあったので、自社ブランドをやっているということはチャンスがあるかもしれない。

そんな個人的な野心も抱えていました。

岩手県はそれまで縁のなかった土地だったので不安もありましたが、何より会社で働く人たちの雰囲気が良かったことが後押しになったと思います。

 

<担当している仕事内容>

入社から2年半経った今は、染色部として染めの仕事をしながら、en・nichiの商品企画やデザインの仕事をやらせてもらっています。

京屋に来るまでは本当に染めの仕事だけをやっていたので、商品企画やデザインは何もかも初めてのことばかりで、今もときどき壁にぶち当たってはメンバーたちと一緒に頭を悩ませ手探りで進んでいます。

その他にも、外でPOPUPをやるときは販売スタッフとして店頭に立ったり、イベントをやる時には企画内容を考えたり、その時その時で色々なプロジェクトに参加しています。

 

染めの仕事だけしていると、目の前の「ものを作る」という部分の視野しか持てなくなりがちなのですが、商品企画をしたり、お客様と直接お話したりする機会があることで、誰かの手に届いた先・使われた先のことも考えることが増えて、すごくいい経験だなと思っています。

 

 

<京屋で働いていてよかったこと>

■いろんなことに挑戦できること。(挑戦させてくれる環境とメンバーがいること。)

 

入社して初めの頃に一番驚いたのは、入ったばかりの社員にもたくさん機会が与えられることでした。

「SNSの運用やってみない?」「このデザインやってみない?」

染色部として働きながらも、いろんな仕事に挑戦できるチャンスをもらいました。

大変だと思うこともありましたが、いろんなことに挑戦させてもらって自分の得意・不得意を知れたことで、自分がこの会社でやるべきことややりたいことに自信を持てるようにもなってきたと思います。

 

私1人だったらできないことや、苦手なこと、また仕事量的に無理なこともたくさんあります。

でも京屋にはいろんな個性や特技をもったメンバーがいるので、私が苦手な仕事も、別の誰かにとっては得意でやりたい仕事だったりする。

メンバーみんなの得意不得意がうまく組み合わさることで、それぞれがいろんなことに挑戦しながら働くことができる職場だと思います。

 

みんなが私のできないたくさんの仕事を進めてくれているから、私は別の仕事に集中できる、というのを最近特に実感して、感謝しています。

 

<一緒に働く方へ向けて>

自分の考えや取り組み方次第で、いろんな働き方ができる職場です。

先輩後輩関係なく、さまざまな場面でお手本になってくれる人がたくさんいます。

そこから学べることがたくさんあると思うし、逆に新しく入ってくる皆さんから私たちが学ばせてもらう部分もたくさんあると思います。

新しい仲間が増えるということはみんなでもっと良くなれるということだと思うので、楽しみにしています。

 

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