藍染体験やってみました!

2017年9月22日

京屋染物店では土曜・日曜に予約制で藍染体験教室を行っています。

「藍」は「JAPAN BLUE」とも呼ばれ、古くは江戸時代から多くの人に愛されています。

今回は、人気の藍染めを、京屋染物店で行うとどのような体験だできるのか

京屋染物店スパイの櫻井がレポートしていきます!

染物体験 オリジナル 藍染め 手拭い

 

 

藍染め体験

京屋染物店では、手ぬぐいとTシャツの藍染め体験ができますが、

今回は手ぬぐいで体験することにしてみました。

講師は京屋染物店の工場の優しいお兄さんが対応してくれます。

まずは模様をつけるために細工をしていきます。

藍染体験 手ぬぐい

手ぬぐいは京屋染物店で準備してあります。

 

模様の付け方は

①輪っか絞り

②板締め絞り

の2種類用意されています。

 

①輪っか絞り

藍染体験 輪っか絞り

この丸い輪っかのような模様が出来るのが輪っか絞りです。

この丸い模様をつけるために、

下の写真のように、用意してあるおはじきやビー玉を生地で包み

そこを輪ゴムぎっちりととめます。

藍染体験 輪っか絞り

この輪ゴムでとめた部分だけが、染色液が染み込まず、白い模様の部分になります。

 

②板締め絞り

藍染体験 板締め絞り

四角形の幾何学的な模様ができるのが、板締め絞りです。

この模様をつけるために、

下のように生地を何度か折ったものを

割り箸と輪ゴムで固定します。

藍染体験 板締め絞り

この割り箸で押さえつけられている部分が、白い模様の部分になります。

 

藍に浸ける

今回は、板締め絞りで藍染体験を行うことにしました!

さっそく藍染めしたいところではありますが

まずは藍染め液に浸ける前に、水に浸けます。

藍染体験 板絞り染め

藍染体験 板絞り染め

水に浸けることで、空気を抜いて、藍が染み込み易くなります。

そして、お待ちかねの藍染め液に浸けていきます。

藍染体験

藍染め液全体は青く見えますが、液そのものは茶色に近い色をしています

藍染め液には2分ほど浸けて、全体に液がいきわたるように中で生地をほぐします。

藍染体験

藍染体験

藍染め液に浸けたものは、水につけ汚れを落として、空気に触れさせます。

藍染体験

藍染体験

空気に触れることで、藍の染料と空気が反応して、酸化することにより、生地が青くなっていきます。

藍染め液につけて、空気に触れる作業を繰り返すほど、染め上がりが青くなります。

最後にもう一度水につけて、藍を落として、生地を軽く絞り、乾くまで干せば完成です!

藍染体験

藍染体験

藍染体験

自分の作品はこんな感じになりました!

藍染体験 板絞り染め

思った以上に良い仕上がりで感動です!

板絞り・輪っか絞りをしてから広げるまで、どんな模様になるか分からないので

ワクワク感があり、とても楽しいです!

みなさんもぜひ自分のオリジナルの藍染手ぬぐい・Tシャツを作りに来てみてください!

お問い合わせはこちら↓からお願いします!

http://www.kyo-ya.net/form_event.html

線

 

染物 京屋 一関

文:櫻井 陽

一関地域を盛り上げる活動をしています。
京屋染物店に潜入取材し、『京屋染物店のありのまま』を皆さんにお伝えしていきます。

縁日(エンニチ)ネットショップ LOCAL WEAR IWATE