東京の『鳥越祭り』に参加させて頂きました
2016年6月14日
6月11日(土曜日)、12日(日曜日)の二日間、鳥越祭りに参加させて頂きました。
鳥越祭り(とりごえまつり)とは
『朝の三社、夜の鳥越』と言われる程、夜の鳥越祭りは特に綺麗でした。沢山の弓張提灯や高張提灯の火が揺らめく中を、威勢のいい担ぎ手達が荒々しく神輿を担ぎ、沿道の観客も熱く激を飛ばし歓声を上げ、皆が祭りに参加し楽しんでいる姿に心から感動しました。また神輿が収まると、『鳥越締め』という独特の手締めで祭りを締めくくり、喧騒が消え一気に祭りが終わる切なさもこの祭りの魅力であるように思います。
鳥越祭りに参加して
素晴らしい祭りだと話には聞いていましたが、想像以上に熱く楽しい素敵な祭りでした。地域の人が主体となり祭りを作り上げ、大人も子供も思い思いに全力で祭りに関わっていて、熱い祭りが脈々と長きに渡り受け継がれている事を肌で感じてきました。鳥越祭りでは本当に沢山の方の御心遣いに支えられ、怪我も無く二日間存分に楽しませて頂きました!特に今回お忙しい中、色々と段取って頂き、各方面に口利きして下さいました『かくいわ芝田 吾希』の芝田健吾さん本当にありがとうございました!!!
鳥越祭りのこと、祭りを迎える気持ち、祭りを次の世代へ繋げること、祭りでの金の使い方、半纏の着こなし、物作りの事などなど、沢山の方に多くの事を教えて頂きました。染屋としても、一祭り好きとしても、親としても、学びの多い二日間になりました。この経験をただの思い出にせずに、一つずつ形にして感謝の気持ちをお返ししたいと思います。
鳥越祭りの風景|撮影:京屋染物店